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おすすめの外食メニュー

おいしい健康管理栄養士:北村文乃

おなかに優しい安心・定番の外食のメニュー選びのポイントとコツをご紹介!おでかけ時にご活用ください。
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外食チェーン店で おすすめしたい外食メニュー

最近の外食チェーン店はメニューの栄養表示がされていることが多いので、事前にインターネットで確認しておくと安心です。メニューは中華や洋食といったものよりも、和食を選ぶのがポイント。和食も、蒸し物・煮物・焼き物を選ぶようにしましょう。

手作り豆腐と野菜のとろとろ煮定食

手作り豆腐と野菜のとろとろ煮定食
このメニューのポイント

豆腐は消化が良いため、IBD患者さんにおすすめの食材です。また、野菜は柔らかく煮込んでトロトロになっているため消化が良く、胃腸への負担も少ないメニューになっています。

エネルギー:538kcal/脂質:9.7g

かま玉うどん

かま玉うどん
このメニューのポイント

うどんは脂質が少ないため、IBD患者さんの中でも非常によく知られているおすすめの食品です。うどんの麺だけより、たまごが入ることで栄養バランスがとれるため、かま玉うどんは安心の定番・外食メニューです。

エネルギー:598kcal/脂質:6.9g

外食でおすすめの和食・洋食メニュー

外食で選ぶ、おすすめの和食・洋食メニューをご紹介。和食は定番の「焼き魚」の選ぶポイントを、洋食は「パン」や「サンドする具材」などの選ぶポイントをチェック。どちらも体調に合わせて召し上がるようにしてください。

鮭の大葉のせ焼き定食

鮭の大葉のせ焼き定食
このメニューのポイント

「焼き魚」は焼いている間に脂が落ちるため、おすすめの調理法のメニューです。選ぶ魚は、白身の「鮭」や「ほっけ」、青魚も小さめの「鯵」などは選んでもOK。ブリなどは脂質が多いため、避けるようにしましょう。

エネルギー:596kcal/脂質:9.0g

ローストビーフサンドとミネストローネ

ローストビーフサンドとミネストローネ
このメニューのポイント

パンは食パンやコッペパンなどを選ぶのがポイント。具材はローストビーフのようにシンプルなものが比較的OK。ツナなどマヨネーズで和えている具材は脂質がアップするので、避けるようにしましょう。ミネストローネも野菜が柔らかく煮てあるので消化は良いメニュー。こちらも体調に注意して選ぶようにして下さい。

エネルギー:598kcal/脂質:6.9g

調子が良いときは食べても大丈夫なおすすの外食メニュー

せっかくのおでかけ。おいしくて食べたいものを楽しみたいですよね。自分の体調に注意しながら、調子が良いときは食べても大丈夫なおすすめメニューをご紹介します。

海鮮ちらし

海鮮ちらし
このメニューのポイント

テイクアウトできるお弁当にもおすすめ。生魚である刺身は、脂質がおさえられている食材です。また魚の脂は質が良いものなので、できれば摂って欲しい栄養素。ただし、生モノのため夏場は避けたほうが安心です。体調にも合わせて、選ぶようにしてください。

エネルギー:538kcal/脂質:10.7g

蒸し野菜と野菜たっぷり みそ汁定食

蒸し野菜と野菜たっぷりみそ汁定食
このメニューのポイント

「蒸す」という調理法は脂を落としやすく、比較的脂質がおさえられているメニューです。体調が良いときには、食物繊維も摂取してもらいたく、加熱したにんじんや大根も柔らかくなっていれば消化も良くなります。腸が狭まっているときは野菜の繊維が詰まりやすいので、体調が良いときに選ぶようにして下さい。

エネルギー:580kcal/脂質:13.3g

おすすめのおでかけメニュー ~お弁当編~

外食で不安を感じる方は下記メニューを参考に用意しておでかけしてみてはいかがでしょうか?