IBD患者さんに寄り添う社会を目指して
学生と考えるIBDreamめし
IBDreamめしレシピ
IBD患者さんの体調管理は、腸に負担をかけない食事を心がけることが大切です。一方で、IBDは食べ盛りでもある若年層で発症することが比較的多いため、「食べたいものが食べられない」という問題を抱えているIBD患者さんが多くいらっしゃいます。ここでは、そんな若いIBD患者さんの「食べたい!」を叶える「IBDream(アイ・ビー・ドリーム)めし」レシピをご紹介します。
また、開発のストーリーとあわせて、15点の「IBDreamめし」レシピをまとめた「IBDreamめしレシピ集」もご覧いただけます。
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IBDreamめし
若年層の患者さんが食べたいと願う*1 「肉料理」、「揚げ物」、「麺類」、「ご飯もの」、「デザート」の5つのレシピジャンルに分けてご紹介します。
*1 相模女子大学栄養科学部管理栄養学科 山田華月・望月弘彦・石川美紅・入慶田本清美・佐藤さやか・芹沢舞(2018)『炎症性腸疾患児における食に対する意識』
肉料理
揚げ物
麺類
ご飯もの
デザート
IBDreamめし~アスリート編~
アスリートが食事を楽しみたいと思う、「自分にご褒美をあげたい時」「大事な試合の前に気合を入れたい時」「チームみんなでお祝いしたい時」「ガッツリ食べたい時」「大切な人とリラックスしたい時」の5つのレシピジャンルに分けてご紹介します。
自分にご褒美をあげたい時試合や練習を頑張った自分へのご褒美に食べたくなるメニュー
大事な試合の前に気合を入れたい時気合を入れて臨みたい大事な試合の前にぴったりのメニュー
チームみんなでお祝いしたい時これまでの努力と成果を称えて、みんなで一緒に囲むメニュー
ガッツリ食べたい時たくさん運動するための活力になるボリューム満点メニュー
大切な人とリラックスしたい時不足しがちな栄養素を補い疲れた心と体を癒すメニュー
太田裕子先生のワンポイントアドバイス
今回のIBDreamめしはアスリートに向け、それぞれのシチュエーションで気持ちがあがる特別感いっぱいの料理となっています。アスリート向けということで自分には合わないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、誕生日やクリスマスなど特別な日やイベントの料理として、「ごはんケーキ」や「ピターニャケーキ」を取り入れてみてはいかがでしょうか。制限によりいつも同じ味付けや料理になってしまうと感じている方には、「多幸ライス」、「どっちもよくばり丼」、「サバトマトソース」が参考になるでしょう。
アスリート向けの料理ですので、肉や魚の量は多めになっていることや、野菜の種類や量も症状が安定している方向けになっています。作る時は自分の体調に合わせてください。気になる食材は量を減らしたり、時には除いたり、火を長めに通したり、切り分ける数を多くして1度に食べる量を減らすなど、調整しながら楽しんでください。

IBDreamめしレシピ集
「IBDreamめし」は、IBD患者さんがご家庭でも作りやすいように開発されたレシピです。レシピ集では、開発のストーリーとあわせて、15点の「IBDreamめし」レシピをご紹介しています。体調に合わせて、ぜひご家庭で楽しんで作ってみてください。
※注意事項
ダウンロードいただいたIBDreamレシピ集は、ご自由にご利用ください。
ただし、個人でのご利用の範囲でお願いいたします。
商用でのご利用はお断りいたします。予めご了承ください。